イニエスタ効果で超大入り満員
世界を代表する超一流のサッカー選手であるイニエスタがやってくるということで前売り券が売れに売れていました。
結局、この日の札幌ドームは3万人を超すお客様が来場。超大入りの満員御礼となりました。
コンサ戦ではあまり体験することができない満員のスタジアムの雰囲気を存分に楽しむことができました。
劇場シートでの初観戦
この日はコンサはもちろん応援したいのですが相手のイニエスタも見たいということで一番値段の高い指定席である「コンサ劇場シート」を奮発して購入しました。
テレビ中継の視点に近い感じでの観戦となりとても見やすかったです。
3-1でコンサ完勝
コンサは11分に菅選手、50分に都倉選手、83分に福森選手がゴールを決めました。
相手の神戸には79分、コーナーキックから長沢選手のゴールを許しました。
ほとんどの時間帯でコンサがゲームを支配するという内容で完勝でした。
特に一点目は相手を完全に崩しての素晴らしいゴール。
左シャドーのチャナティップからサイドチェンジで右サイドの早坂選手へ。ゴールライン際で踏ん張った早坂選手が駒井選手に戻し、その駒井選手がドリブルで相手を振り切ってファーサイドへクロス。走りこんだのはなんと逆サイドの菅選手。きれいなヘディングシュートが見事にゴールに突き刺さりました。ワイドな展開で相手ディフェンスはなす術がないような完璧なゴールだったと思います。
退場劇が試合を台無しに
4位札幌vs5位神戸の上位直接対決ということで接戦のいいゲームになることを想定していましたが、途中の退場劇がゲームを壊してしまう結果となってしまいました。
前半アディショナルタイムに神戸のポドルスキ選手がコンサの深井選手に対してスライディングタックル。これに対して主審は一発レッドカードを提示。ポドルスキ選手が退場となりました。かなり厳しい判定には感じましたがなによりこれで試合が壊れてしまったのがとても残念でした。
珍事件も発生
とても珍しい形でのゴールも生まれました。
83分、コンサはゴール前のいい位置でフリーキックを獲得。これをDF福森晃斗選手(背番号5)が直接蹴りこみゴール。試合を決定づける3点目が入りました。
しかしこのゴール。とても珍しい形でのゴール。珍事件といってもいいでしょう。
相手の壁は整っておらずゴールキーパーも壁の調整をしている最中。コンサの都倉選手にいたってはゴール脇で水分補給をしていました。そんなガタガタな状態ながらも主審は「ピィーッ!」っとリスタートの笛を吹いてしまいました。
これを集中していたキッカーの福森選手だけは見逃していませんでした。相手のスキをつくようにがら空きのゴールを狙って放たれたコントロールシュートは見事にゴールイン。
なかなか見ることができない珍しい形でのゴールとなりました。
イニエスタのプレーに目を奪われる
とてもやわらかいボールタッチ。正確無比なボールコントロール。囲まれても動じない度胸。相手を混乱に陥れるキラーパス。
イニエスタはいつどこで何を繰り出してくるのかわからないので敵チームの選手ながらとてもワクワク。イニエスタのプレーのひとつひとつに息をのみ目を奪われてしまいました。
神戸に加入してまだ日が浅いということで、残念ながら周囲の選手との効果的な連携プレーは見られず孤立してしまう場面が多かったような気がします。コンサが慌てる場面はそれほどなかったのでは無いでしょうか?
神戸とは2年契約ということなので連携が深るであろう来年こそイニエスタの真価が発揮されるのではないでしょうか?そんな気がしてなりません。