2018年の北海道コンサドーレ札幌はとても攻撃的なスタイル。
日本プロサッカーJリーグの上位争いに絡んでいます。
監督は実績充分のあの人
ミハイロ・ペトロヴィッチ(通称:ミシャ)
過去にサンフレッチェ広島や浦和レッズを率いるなどJリーグで長年の実績を誇る。良くも悪くも自身の攻撃的スタイルを絶対に崩さないのが信条であり特徴的。
また、人柄もよく選手の私生活にまで気を配りながらのモチベーションコントロールにも長けている。気遣いの人でよく周りの人たちに「アメちゃん」を配っている。
基本布陣
基本フォーメーション
3-6-1(3-4-2-1)
3枚のディフェンダーに2人のボランチ(守備的ミッドフィールダー)。左右両ワイドにウイングバックが開き、ターゲットとなる1トップの下に2シャドー(攻撃的ミッドフィールダー)が陣取るのが基本的なポジション取り。
ストッパーが攻撃参加したときにはボランチが守備のカバーに入ってバランスをとったり、両ワイドが中に入った時には大外をストッパーが回り込んでクロスをあげるなど多彩なポジション取りを見せる。
スタメン
フォワード(1トップ)
ジェイ(背番号48)
その高さ・体格を生かしてターゲットマンとなっている。自らゴールを狙うというよりもボールを収めて(キープして)他の選手の上がり(ビルドアップ)に貢献する。
攻撃的ミッドフィールダー(2シャドー)
【左】チャナティップ(背番号18)
とても小柄なタイ人ドリブラー。ボールを受けてからゴールに向かって反転できるかどうかがコンサの攻撃のカギをかなり握っている。気さくな人柄で可愛がられファンからの人気がとても高い選手。「サイコーーーッ!!!」が決め言葉。
【右】三好 康児(背番号41)(※川崎からのレンタル選手)
東京オリンピックを目指す日本代表の中心選手でもある。決定力が課題かもしれないがそれを補うほどのファンタジーあふれるトリッキーなプレーで相手のディフェンスを混乱におとしいれる。
サイドアタッカー(ウイングバック)
【左】菅 大輝(背番号38)
若い選手で思い切りが良く、積極的にバイタルエリアで仕掛けていく。
【右】駒井 善成(背番号14)
独特の間合いでトリッキーなドリブルを仕掛け、相手をかわす術に長けているのが特徴的。
守備的ミッドフィールダー(ボランチ)
宮澤 裕樹(背番号10)
長年に渡り背番号10を背負う中心的な存在でありキャプテン。チームのコントロールを担う司令塔。北海道伊達市出身。
深井 一希(背番号8)
カバーリングの能力(危険察知能力)に長けたチームのバランサー。
ストッパー(ディフェンダー)
【左】福森 晃斗(背番号5)
正確な左足のキックに絶対の自信を持っており、セットプレーやクロスから多くのゴールを演出している。守備的ポジションながらも攻撃参加の回数がとても多いのが特徴的。おとなしい性格とは対照的に金髪という派手な見た目と大胆なプレーでよく目立つ選手。
【中央】キム・ミンテ(背番号20)
スピードのあるディフェンダーで守備範囲がとても広い。
【右】進藤 亮佑(背番号35)
若いながらも冷静に的確な状況判断を行う守備職人。ときおり中盤の選手を積極的に追い越して攻撃にも絡んでいく。
ゴールキーパー
ク・ソンユン(背番号25)
190cmを超す恵まれた体格を生かしてハイボールへしっかりと対応する。的確なスローインやフィードで攻撃の起点ともなる。後方でのパス回しにも参加しチームのボール保持に貢献している。
その他の主力選手
フォワード
都倉 賢(背番号9)
今季は途中出場が多いなかチームのトップスコアラーとなっている。ゴールへの執着心がとても強く集中力がものすごい。今季はシュートの成功率が飛躍的に伸びスコアラーとして覚醒した印象。
宮吉 拓実(背番号31)
内村 圭宏(背番号13)
スピードスター。一瞬の飛び出しで相手ディフェンスの裏をつきゴールを狙う。
ミッドフィールダー
小野 伸二(背番号44)
言わずとも知れた世界を知る元日本代表のファンタジスタ。やわらかいタッチ(ボールコントロール)とファンタジーあふれるワンタッチプレーで見るものを魅了する。
稲本 潤一(背番号17)
こちらも言わずとも知れた世界を知る元日本代表のベテラン。勝っている試合でクローザーとしての途中出場での起用が多い。
白井 康介(背番号19)
とにかく積極的に仕掛ける姿勢がファンのこころをガッチリとつかんでおり、途中出場したときには大きな歓声があがる。
早坂 良太(背番号26)
運動量豊富なサイドアタッカー。献身的に上下動を繰り返す。
荒野 拓馬(背番号27)
札幌出身選手で多くのポジションをそつなくこなす器用な選手。チームのムードメーカーでもある。
兵藤 慎剛(背番号6)
ディフェンダー
石川 直樹(背番号32)
河合 竜二(背番号4)
ゴールキーパー
菅野 孝憲(背番号1)
主な攻撃パターン
後方からショートパスを丁寧につないでいくのが基本的な攻撃スタイル。フィールド内の随所で三角形を作り出していきボールを常に保持するというポゼッションスタイル。
前線にボールが入ったときが攻撃のスイッチ。そこからサイドチェンジで大きく展開し、フリーになったウイングの選手がゴール前にクロス(センタリング)をあげてゴール(得点)を狙うのが主な攻撃パターン(クロスの成功率がJリーグ全体で2位!)。
ときおり後方から前線に入れる(当てる)ロングボールもまた効果的。また、ストッパーが機を狙って攻撃参加し、高い位置を取ることによりサイドで数的有利を作り出していくのも戦術のひとつ。
セットプレー(フリーキックやコーナーキック)からのゴール(得点)が非常に多いのも特徴的(こちらもJリーグ全体で1,2位を争う数字)。
どんな相手であろうともどんな得点状況であろうとも基本的にはボールを保持して攻め続けるスタイル。観戦する者にとってはとても楽しく魅力的なサッカーを展開しています。
主な得点源(トップスコアラー)
- 都倉 賢(背番号9)
- チャナティップ(背番号18)
- ジェイ(背番号48)
チーム躍進の影の立役者
北海道コンサドーレ札幌の取締役社長は野々村芳和氏。
野々村氏がコンサドーレの社長に就任してからというもの、毎年右肩上がりで順調にチーム規模が拡大していっています。
これからコンサドーレがどこまでいけるのか?
野々村氏の手腕に期待していますしとても楽しみです。